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2021.03.02

関西エリアのブログ

前途多難のスタート 城崎温泉様とのお取引経緯②

予想以上の人材難

契約が確定した昨年3月頃から、4月よりの切り替えに向け、現状現場で働いている6名の方との順次面談からスタートしました。ある程度の癖のある方だろうと予測はしていましたが、その中の数名の方は継続して働いて頂ける予測のもと進めていたのですが、「全員辞退の引継ぎ無し」という現実に立たされました。

弊社のランクアップシステムなどの弊社方針が、まっさらな一からのスタートになるように感じられ、これまで地元温泉街を自分たちが切り盛りしてきたという思いを逆なでしてしまったようです。

しかしながら、このままのやり方から脱却したいという温泉課様の思い(予測)を考えると、一概に正解とは言えませんが、結果よかったのではと思っています。
しかしながら当時は、求人に対して良い予想をもっておらず、お先は真っ暗でした。(自分たちで清掃をしないといけないから)

よって完全に一からの出直しです。
人材確保・リーダー候補の育成・全て違う4つの外湯の清掃プラン・機械操作・局部清掃プラン・教育プラン他もろもろの準備・課題がたくさんあります。

まずは最大の難点となる人材確保です。
結果は・・・ 本当にありがたいことに予想外の応募を頂きました。
これで最初の難関はクリアになりました。

とは言っても誰しもが知識もなくまっさらな状態です。
通常の新規オープンにおいては練習期間があるものが、引継ぎとなるため、ほぼ初回から本番です。我々管理する側が把握しておかねばならないこともぶっつけ本番です。

そこをありがたいことに、温泉課様にはこのピンチを理解していただき夜中に関わらず出動して頂いたり、なんとか調整頂けた練習期間など、最大限の歩み寄りを見せて頂き、いつも以上の必死に頑張り、ようやくオープンにこぎつけました。

一通りの清掃手順がまわってきたところで
次は仕組み作り開始していきました。

①    朝礼・終礼の徹底

・点呼及び注意事項の共有をはじめ、緊急時の調整

②    オールラウンダーの育成

・1人が1現場しかできない状況ですと緊急欠員時の対応が困難、また清掃の偏りの回避

③    局部清掃の教育

・通常の清掃にローテーションで上乗せをした蓄積汚れの除去
(社員が時間をかけ作業を見せながら教育を行い、以降も計画に基づきキレイの継続を行います。)

④    現場リーダーの人選

・担当社員との連絡、現場での様々な対応に適した人材の人選

以上4点を柱に取り組みました。
今までの清掃の仕方はいつも同じ清掃員が同じ外湯を担当しており、慣れてくることで発生する手抜き、また出退社のチェックもない状態などが蓄積・匂い・コケ等場所により気になるところはありました。その理由はこの4点が整っていないことにあります。


幸い良いスタッフにも恵まれ結果から言えば清掃状態・人員ローテーション・取り組み姿勢等どの点を取っても安心して頂ける管理状態となりました。

 

次回はここまで辿り着くまでにも様々なトラブルもありましたのでそのご紹介を交え、現在のスタッフの取り組み姿勢・担当者とのやり取りなどをご紹介できたらと思います。

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