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2021.02.08

東海エリアのブログ

【前半】浴場床が滑る!新たな対策を試みました。

こんにちは。

『ことぶきの湯』担当の早川 和宏です。


内湯と露天風呂をつなぐ出入り口。

どのお風呂屋さんでもありますよね。ここはご利用されるお客様が集中的に利用する場所で様々なトラブルがあります。


最近、現場の清掃スタッフからこんな声がよく上がります。

「毎日しっかりと清掃しているのに、滑りやすい気がする」と。

その度に現場のパートさんに2度洗いをお願いしますが、なかなか根本的な改善はされません。

 

毎日ポリッシャーでしっかりと洗浄しているのになぜ滑るのか?

床が滑る原因としては、皮脂やバイオフィルムなどによるぬめり、床材の劣化による摩擦係数の低下、金属石鹸の固着による摩擦係数の低下などが考えられますが、お風呂掃除専門の私でも実際にいろいろ試してみないと解決方法がわかりません。

そこで今回は秘密兵器をもって現場に対策作業に行ってきました。 

秘密兵器。。。とは弊社が洗剤などのお取引きがあるメーカーさん出している床専用の酸系洗剤で、床材に目には見えないほどの細かい傷を作り摩擦係数を上げるというものです。

値段は少しお高いですが、どうしても気になったので今てがんばって仕入れちゃいました!
 (あとで少し怒られちゃいましたが;^_^A)

期待に胸をふくらませ、いざ作業開始です。


まず、本薬品を塗布する前に床を綺麗に洗いよく乾かします。

床に汚れや、水分があるとその分反応が悪くなってしまいますからね。

 

床が乾いたらこの洗剤を滑る箇所にまんべんなく塗布します。



その後、しっかりとモップで薬剤を床面に馴染ませ、化学反応でミクロの傷をつけていきます。

今回はそれに加えポリッシャーを使い念入りにこすりました。

 

この時点で、もう結果が楽しみでたまりません。

 

焦る気持ちを抑え、しっかりと工程を踏んでいきます。

しばらく時間を置き、ポリッシャーを回しながら念入りに水流しをしていきます。





その後、さらに念入りにする為にアルカリ電解水を使いリンス洗浄を行いました。

 

さて

さてさて

待ちに待った検証のお時間です!



「ん?? おっ?? ん??」

「効いてるのか??」

 
「利いてる!!ちゃんと効いてる!!止まるぞ!!」


ひとり言も弾みます。。。
 

念入りに施工した甲斐あってかしっかりと滑り止めがきいています。

濡れると床が鏡面に近い為、滑りやすい感じではありますが、施工を行う前と、行った後では明らかに違いが出ています。
 

あと残す問題としては、この良い状態がいつまで持続するかです。

「頼む!長持ちしてくれっ!!」

実は以前にも、別の酸性洗剤を使い、その時は効いたけれども、1日経ってすぐに元に戻ってしまった経験があります。

なので、まだ気は抜けません。

 

一週間後にまた様子を見に伺いたいと思います。

 

最後まで読んで頂いた方ありがとうございます。

みなさんも結果をお楽しみに!

それでは失礼いたします。

  

どなた様でもお気軽にお問合せ下さい♪
環境システム社
0120-922-867
技術管理課  早川 和宏
弊社には早川が二人おりますので是非「カズヒロ」でご用命くださいませm(__)m

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