2021.01.29
関西エリアのブログ
まさかのお問い合わせ 城崎温泉様とのお取引経緯①

ちょうど1年前に、、、
豊岡市の城崎振興局温泉課様と締結させて頂き、弊社でも初の市で管理されている温浴施設の開店前清掃を請け負うこととなりました。
まさかの豊岡市様から問い合わせメール
問い合わせに関しては2019年7月に弊社への電子メールが始まりです。
ありがたいことに新規物件に関してはお客様からメール問い合わせを頂く形で営業・打ち合わせに伺わさせて頂くことが多いたね、問い合わせに対応しようとメールを確認すると
豊岡市城崎温泉振興局温泉課から
兵庫県での実績がない岐阜の会社に?
というまさかのお話でした。
どの施設様でも同じですが、まず「なぜ弊社に」という部分を考えました。
考える内容は弊社の強みとなる
「10年後も維持できる清掃体制の確立」とずれていないかです。
もちろん予算があっての話ですが
根本的な考えのところでずれてしまっては特にお客様には打ち合わせの時間が無駄となってしまいます。
実際に弊社を訪問頂くことに
上のようなことを考えながら、電話・メールでの打ち合わせを進めさせて頂く中で
弊社へのご訪問の話が進みます。
弊社でも近畿の物件にお伺いするのにトータル3時間以内の範囲で移動には慣れていますが、城崎温泉様までは車で急いで4時間かかります。こちらが伺うのは当たり前として、わざわざ起こしになるとのこと、さらにそこまでされる理由が気になります。
結果からいいますと、実際にお会いしたときには真意をお聞きすることはできませんでした。まあ契約もしていない中でそこまでオープンにしてもらえるかは、話してもらえる条件が整ってないと難しいですね。
そういえば、社長からは「地元の業者さんができる方向性を伝えておいた方が良いよ」と継続していくことの大変さを危惧する指摘は多々受けました。
弊社もリスクある決断
打ち合わせが進む中で弊社の請負価格を決めなくてはなりません。
最大のリスクは人員確保が失敗に終わった際の社員でのフォロー体制にかかる労働力の負担と経費の問題です。
今回の作業はいつもの1人3時間程度の作業ではなく、ご依頼の温浴施設は計5ヵ所あり全員が5時間以上の作業を行います。
大阪に1人メンバーがいるといってもそこからの移動でも3時間、リスク回避を考えると2.3人のフォロー体制が必要となります。
このリスクを背負ってでも受託するのか部長含め複数回協議を重ね
積極的に受託向けて取り組もうと動くこととなりました。
その後も複数回の打ち合わせを重ね、リスクに対しての予算、遠方であることの予算
お客様側も容易でない条件である中ではありましたが、正式に受託することができました。
1年を受託しての「なぜ弊社に」関しての部分は
予測のとおり、人の問題でした。
弊社でも気にかけていることですが、責任感や施設への愛着が強すぎる方が逆にチームを崩壊させるケースです。(リンクで弊社のリーダー制度を説明しています)
もしもの清掃の仕組み・体制が整えられなかった場合のフォロー体制ができそうな組織(大手まではいかない)としても見られたのかもしれないですね。
次回では実際の清掃の仕組み・体制の再構築に関して、既存で働かれていた方々との関係構築、また弊社の想定したリスクが発生したのかを実際の過程をもとにお伝えしたいと思います。
城崎温泉様とのお取引経緯② 近日UPします。
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